演算子

　演算子は、数値の計算や文字列を連結、比較する時に使います。C/C++やVB、JAVAなど言語によって微妙に違いもありますので、一応Perlでの使い方をご説明しときますね(^.^)

演算子

演算子	内容	使用例
+	加算	print 25 + 20;　→45
-	減算	print 25 - 20;　→5
*	乗算	print 25 * 20;　→500
/	除算	print 25 / 20;　→1.25
%	余り	print 25 % 20;　→5
**	べき乗	print 25 ** 3;　→15625
++	インクリメント	print 25++;　→26
--	デクリメント	print 25--;　→24
..	範囲演算子	foreach (1 .. 5) { ]　→(1 ..5)は(1, 2, 3, 4, 5)と同じ。
.	文字列連結	print "25" . "20";　→2520・・・""は文字列を表す。
&&	and	If ($a ==1 && $b==2) {　→「$aの値が1で、かつ$bの値が2の場合」と言う意味。
||	or	If ($a ==1 || $b==2) {　→「$aの値が1か、$bの値が2の場合」と言う意味。

比較演算子

数値比較演算子	文字列比較演算子	内容
==	eq	等しい（equal）
!=	ne	等しくない
<	lt	小さい
>	gt	大きい
<=	le	以下
>=	ge	以上
<=>	cmp	比較（compare）

　'05'のような数値を通常の数値と一緒に扱う場合は注意が必要です。文字列比較演算子を用いて処理をしようとすると、'05'は文字列として扱われる為、他の通常の数値との比較処理が出来ません。

代入演算子

　変数に値を代入するには「=」（イクォール）を使います。

式	結果
$a = 5;	$aに5が格納される。
$a = 5 * 3;	$aに5*3の計算結果15が格納される。
$a = $b = 5;　または、($A, $b) = 5;	$aと$bに同時に5が格納される。
$a = 5 + ($b = 3);	$bに3を代入し、$aに8が格納される。
$a = 5 + ($b = 3 + ($c = 2 + 1));	$cに3を、$bに6、$aに11を格納する。

二項代入演算子

　「$a = $a + 1」のように、両側に同じ変数名が現れる式の場合、右側の変数名を省略する事が出来ます。これを二項代入演算子と言います。

元の式	二項代入演算子
$a = $a + 1;	$a += 1;
$a = $a - 1;	$a -= 1;
$a = $a * 2;	$a *= 2;
$a = $a / 2;	$a /= 2;
$a = $a . "abc";	$a .= "abc";

インクリメント／デクリメント

　プラスかマイナスする値が1の場合に限り、式を更に省略する事が出来ます。どのプログラミング言語でも出て来るものなので、もうお馴染みですね(^^ゞ

元の式	省略形
$a = $a + 1;	$a ++;
$a = $a - 1;	$a --;

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