データのグループ化

 今度はGROUP BY句を使って、指定の列の値をグループ化して最大値や平均値などを求めて見ましょう。前章の色んな関数と組み合わせれば、多種多様なデータ値が取得できます。例として、以下のデータテーブルを元にご説明します。

名前

年齢

出身地

山田 太郎 25 秋田県
鈴木 次郎 31 東京都
岡田 伸介 25 福岡県
田辺 進 21 大阪府
木村 稔 33 東京都
藤田 浩二 33 大阪府

グループのカウント

 では、データテーブルの全データを出身地別にグループ化して、それぞれの件数を抽出して見ましょう。SQL文は以下のようになります。

SELECT COUNT(*) FROM テーブル名 GROUP BY 出身地;

結果は以下の通りです。

秋田県 1
大阪府 2
東京都 2
福岡県 1

グループの平均値

 次に、データテーブルの全データを出身地別にグループ化して、年齢の平均値を抽出して見ましょう。SQL文は以下のようになります。

SELECT AVR(年齢) FROM テーブル名 GROUP BY 出身地;

結果は以下の通りです。

秋田県 25
大阪府 27
東京都 32
福岡県 25

 こんな感じで、GROUP BY句SQL関数とを組み合わせれば、色々な値をデータテーブルから抽出することができます。とっても便利ですね(^.^)

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