データの操作
テーブルも作りましたし、次は実際にデータを操作して見ましょう。新しいデータを挿入したり、検索したり、変更したり、削除したりと、色々やって見ましょう。
データの挿入
データを挿入するには、SQL文のINSERT文を使います。書式は以下のようになります。
INSERT INTO テーブル名 (フィールド名, フィールド名, …) VALUES (値, 値, …);
登録するフィールドがテーブルの全てのフィールドであれば、フィールド名は省略する事が出来ます。
INSERT INTO テーブル名 VALUES (値, 値, …);
文字列や日付データはシングルクォーテーション「’」で囲まなければいけません。又、各行の最後には、SQL文の終わりを示すセミコロン「;」が必要です。
データの参照・検索
登録したデータを参照するには、SQL文のSELECT文を使います。書式は以下のようになります。検索条件は「where」の次に置きます。
SELECT フィールド名 from テーブル名;
全てのフィールドを取得したい場合は、フィールド名の代りに「*」記号を置きます。これはご存知のように、「何でもあり」と言う意味です。
SELECT * from テーブル名;
又、参照に対し色々と検索条件を付ける事も出来ます。「where」の次に条件式を置く事によって、その条件に合った要素を検索する事が出来ます。条件式には、「=」「<」「>」などの比較演算子や「AND」「OR」などの論理演算子等が使えます。
SELECT フィールド名 from テーブル名 WHERE 条件;
データの変更
登録したデータを変更するには、SQL文のUPDATE文を使います。書式は以下のようになります。
UPDATE テーブル名 SET フィールド名 = 値 WHERE 条件;
WHERE条件を指定しない場合は、全行が更新されます。
データの削除
登録したデータを削除するには、SQL文のDELETE文を使います。書式は以下のようになります。
DELETE FROM テーブル名 WHERE 条件;
WHERE条件を付けない場合は、全行が削除されます。
注意:SQL文では大文字・小文字を区別しません。以上の表記は、ただ区別し易くする為に大文字・小文字を使い分けているだけです。
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