データの検索

 次に色々な演算子を使って、もっと詳しくデータの検索をして見ましょう。ここで使うのは、比較演算子論理演算子LIKE演算子です。

比較演算子

 比較演算子には下の表のようなものがあります。

演算子

意味

=

等しい

>

より大きい

<

より小さい

> =

以上

< =

以下

< >

等しくない

 実際にはwhere句と一緒に使います。例えば下のようなデータテーブル「生徒成績一覧」があるとします。

ID

生徒名

科目

点数

0001 田中実 国語 78
0002 鈴木一郎 数学 66
0003 中西純一 国語 65
0004 中田幸一 理科 77
0005 神田孝三 英語 85

この中から点数が70点以上の生徒を検索したい場合、以下のようなSQL文になります。

SELECT 生徒名 FROM 生徒成績一覧 WHERE 点数 >= 70 ;

論理演算子

 論理演算子には下の表のようなものがあります。

演算子

意味

AND

かつ

OR

または

NOT

〜でない

 前出のデータテーブル「生徒成績一覧」の中から点数だけでなく科目も検索条件に入れたい場合は、この論理演算子を併用します。例えば、国語の点数が70点以上の生徒を検索したい場合、以下のようなSQL文になります。

SELECT 生徒名 FROM 生徒成績一覧 WHERE 科目 = ’国語’ AND 点数 >= 70 ;

注意・・・PostgreSQLでは、文字列は「' '」で囲みます。

LIKE演算子

 検索したいデータがきちんと思い出せない場合があると思います。例えば前出のデータテーブル「生徒成績一覧」の中から、苗字が「中」で始まる生徒の全データを取り出したい場合、以下のようなSQL文になります。この場合、「%」はいくつかの文字と見なされます。

SELECT * FROM 生徒成績一覧 WHERE 生徒名 LIKE ’中 %’;

注意・・・「*」は何でもありと言う意味です。

データの操作 前へ

HOME

次へ データの並べ替え