データの並べ替え

 時にデータを順序良く並べ替えて抽出したい場合があります。そんな時は「ORDER BY」句を使います。並べ替えの順序は、もちろん「昇順」と「降順」です。下にSQL文の例を示します。

SELECT 列名 FROM テーブル名 WHERE 条件 ORDER BY 列名 ASC ;

昇順「ASC」

 小さい数から大きい数への順の事を「昇順」と言います。これは英語で「ascending order」と言い、頭のアルファベットを取って「ASC」と略します。尚、昇順は使用頻度が高いので、しばしば省略されます。

降順「DESC」

 上とは逆に、大きい数から小さい数への順の事を「降順」と言います。これは英語で「descending order」と言い、頭のアルファベットを取って「DESC」と略します。

実行例

 では具体的な実行例を見てみましょう。前ページのデータテーブル「生徒成績一覧」を使って、実際のSQL文の実行結果を見てみます。

[SQL文] SELECT * FROM 生徒成績一覧 ORDER BY 点数 DESC ;

ID

生徒名

科目

点数

0001 田中実 国語 78
0002 鈴木一郎 数学 66
0003 中西純一 国語 65
0004 中田幸一 理科 77
0005 神田孝三 英語 85

実行結果 ↓

ID

生徒名

科目

点数

0005 神田孝三 英語 85
0001 田中実 国語 78
0004 中田幸一 理科 77
0002 鈴木一郎 数学 66
0003 中西純一 国語 65

 これは普段、Excelなんかでデータの並べ替えを行う場合と一緒です。まあ、Excel自体データテーブルの集まりみたいなものですから(^^ゞ

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